2026-08

歴史・文化

トマトを法廷前で食べた男、という作り話

トマトが毒とされた背景にはナス科の近縁毒草がある。鉛食器で中毒したという説や1820年の法廷前実演の逸話は、いずれも学術的に裏付けの薄い俗説とされる。
科学

ギネスの泡が沈んで見えるのは、錯覚ではない

ギネスビールの泡が下向きに沈んで見えるのは錯視ではなく実際の流体現象。2013年のリムリック大学の論文によれば、グラスの形が壁際に下向きの循環流を生む。
テクノロジー

宇宙飛行士は、面ファスナーで鼻をかいた

面ファスナーは1941年、スイスのデ・メストラルがゴボウの実から着想し1955年に特許成立。アポロでは飛行士がヘルメット内に貼って鼻をかくのに使った。NASAの発明ではない。
歴史・文化

38分で終わった戦争と、届いた請求書

1896年8月27日の英ザンジバル戦争は約38分で終結。500発の砲弾で死傷者約500人、英側の負傷は1名。英国は敗者側に砲弾代を含む30万ルピーを請求した。
歴史・文化

「もしもし」は電話より299年古い

「もしもし」の初出は1591年のキリシタン版で、日本の電話交換開始(1890年)より299年古い。語源は「申し申し」の変化で、「申し上げます」の略ではない。
テクノロジー

ポケベルの数字は、本来こう使うはずだった

ポケベルの数字表示は1987年開始で、本来は折り返し先の電話番号を表示する機能だった。若者が語呂合わせで言葉にし、1996年に契約1000万件超。2019年に終了。
社会・ビジネス

ナイキのワッフル型は、一度で壊れた

ナイキのワッフルソールの逸話。バウワーマンが1971年頃に妻のワッフル焼き型へウレタンを流したが、離型剤を忘れて型は固着して壊れ、模様も反転していた。
生き物・自然

生きたダイオウイカは、触腕を置いていった

2004年9月30日、窪寺恒己らが小笠原沖の水深900mで生きたダイオウイカの撮影に世界で初めて成功。イカは触腕を切って逃げ、5.5mの触腕が回収された。
生き物・自然

「ペンギン」は、絶滅した別の鳥の名前だった

penguinは元来オオウミガラス(Pinguinus impennis)を指す語で、南半球の似た鳥に転用された。オオウミガラスは1844年6月3日に最後の2羽が殺され絶滅した。
歴史・文化

缶詰には「ノミとハンマーで開けよ」と書いてあった

1810年の缶詰特許から最初の缶切り(1855年、英国のイェーツ)まで45年。初期の缶は厚さ4.8mmで中身より重く、ノミとハンマーで開ける指示が印刷されていた。