この夏に公開されたホラー映画『Evil Dead Burn』。あの『死霊のはらわた』シリーズの最新作です。監督のセバスチャン・ヴァニチェクは、タイトルに「Burn(燃える)」の一語が入ると決まった瞬間、こう心を決めたそうです。「炎は、CGではなく本物を使う」。
理由は、はっきりしています。コンピュータで作った炎は、あまりに整いすぎている。本物の火が持つ、予測できないゆらぎや、すすや汚れ——その「不完全さ」こそが、見る人の背筋を冷やす。監督はそう考えて、セットで実際に火を焚きました。手持ちカメラで、埃や煙ごと生々しく撮った、と本人が語っています。
チェーンソーを、握らない主人公
この作品、シリーズのファンには小さな驚きがありました。劇場公開された歴代の『死霊のはらわた』で初めて、主人公がチェーンソーを手にしないんです。あの片手チェーンソーは、シリーズの象徴のようなもの。今回の主人公アリスが振るうのは、代わりに草刈り機。伝統を、あえて外してきました。
暴力描写もかなりのもので、当初はアメリカで最も厳しいNC-17指定がつきかねなかったそうです。ある1場面を削って、ようやくR指定に収めたと報じられています。上映時間は109分、製作費はおよそ2000万ドル。整いすぎた時代に、あえて本物の火で観客を消耗させにきた一本、というわけですね。
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参考にした情報源: en.wikipedia.org


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