パキスタン北部、アボタバードの街から少し足を延ばすと、標高約2,800メートルのムシュプリ・トップという場所があります。
ここは、緑豊かな松林に囲まれた、地元で人気のハイキングコースの頂上なんです。頂上からは360度、パキスタンの雄大な山々を望むことができます。
春には色とりどりの野花が咲き乱れ、爽やかな山の空気を吸いながら約4キロメートルの道のりを登るのは、とても気持ちがいいんですよ。
でも、この山は地元の部族にとって、古くから精霊や守り神が宿る聖なる場所として畏敬されてきたそうです。
今ではそんな話は聞かれませんが、静かなトレイルを歩いていると、どこか神秘的な空気に包まれるような気もします。
遠くに見える雪を冠した山々の姿は、まさに息をのむ美しさです。
ムシュプリ・トップへの道のりは、都会の喧騒から離れて、自然の音に耳を澄ませるのにぴったりな場所なんです。
風が松林を抜ける音が、静かに響いていました。
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